HOME > 病名検索 > 高次脳機能障害
高次脳機能障害
高次脳機能障害の治療に対するアプローチ
高次脳機能障害 難攻不落であった高次脳機能障害に対して、中国鍼灸グループでは新しい治療をいち早く患者さんに届けるべく積極的に実施しています。
画期的な治療も次々と開発されています。高次脳機能障害に対し最善の治療を迅速に患者さんに届けられるよう目標としております。 難しい治療にあたっては、中国大学病院の専門施設との連携を行っています。
高次脳機能障害患者 君島様 55歳 男性
高次脳機能障害

お陰様で、高次脳機能障害が治って、人と接する仕事に就けて、1年が経ち、とても嬉しいです。
大学時代に交通事故で脳に障害を負い、高次脳機能障害と診断されてから、記憶力や注意力などが極端に低下。仕事にに就いても物覚えや要領の悪さから、すぐに解雇されました。 外見だけでは障害があると分かりにくいため周囲の理解を得にくい面があり、元の職場に戻ったり、新たに就職するにはなかなか難しかった。
かかりつけの医師から高次脳機能障害は、中国鍼灸院が鍼灸治療技術を持っているということで、紹介されました。
針灸治療を受けてから、少しずつですが、3か月後記憶力や注意力などが元に戻り、5か月後は、完全に元に戻りました。そして、新しい会社に就職ができました。
中国鍼灸院のスタッフの皆さんに巡り合えた私は、幸運だったと思います。 治療はすばらしいと心から思っています。先生に出会えたことは私の宝です。全国の同じような病の皆様にも、針灸治療を知ってほしいと願っています。(以上御本人の承諾をいただいて掲載いたしました。)

高次脳機能障害患者 木村様 65歳 男性
お世話になりました。
昨日、入院していた病院で検査を受けたところ、記憶障害は8割戻ったといわれました。
治る可能性は非常に低いと言われましたが、先生に治療していただくことができて本当にラッキーでした。ありがとうございました 。
初めの時は針治療で少し緊張してしまいましたが、今は随分なれました。今後ともよろしくお願いします。

高次脳機能障害の治療に対する取り組み
高次脳機能障害

当院の高次脳機能障害の治療目的は、高次脳機能障害患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと高次脳機能障害の完全な回復までの時間を短縮することです。
高次脳機能障害の治療は、西洋医学以外、特に中国針灸治療の効果が認められます。
当院は、高次脳機能障害患者の苦しみを一日も早く解放させてあげたい気持ちで、30年間、高次脳機能障害治療の研究に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法【脳透穴針】を開発しました。
特殊な鍼と電気の併用で、各種の高次脳機能障害に対応ができ、そして良い成果を上げています。

高次脳機能障害の治療方針

当院の中国針灸治療方法は、高次脳機能障害の原因に応じて、多岐に渡って行います。
先ずは、中医学的な弁証論治の基本を元にします。
更に特殊な電気針を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
高次脳機能障害の治癒で、高次脳機能障害患者の生活の質を向上させます。

高次脳機能障害に対する鍼灸治療

高次脳機能障害患者279名。取穴:百会、亜門、風池、風府、大椎。 電気針使用。

高次脳機能障害の臨床経験
高次脳機能障害

当院では、多くの高次脳機能障害の症状を完治、或いは改善してきました。今も多くの高次脳機能障害患者が通っていらっしゃいます。
高次脳機能障害患者の一人一人の症状に合わせて、きめ細かい治療を行っています。
この中国針灸整骨治療では、高次脳機能障害患者の回復と予後は良好で、多くの高次脳機能障害患者は普通の生活に戻ることが可能となりました。
高次脳機能障害の殆どが西洋医学のリハビリ治療しか受けっていませんが、回復は芳しくないのが現実です。
しかし、当院の治療では、高次脳機能障害の回復が非常に早く、しかも確実性が非常に高いのです。
病院に見放された高次脳機能障害の方は、ぜひ希望を捨てることのない様に、一度治療を受けてください。

欧米における高次脳機能障害の最新研究(中国鍼灸出典)

近年、欧米では解剖学・整形外科学・麻酔科学の知見に加えて、中医学の鍼灸整骨知識を活かし、経穴や経絡を利用した治療の研究が進められています。
電気鍼は、高次脳機能障害の治療法として、高次脳機能障害のうち、行動情緒障害や記憶障害に対して、集計が行われました。
その結果、電気鍼治療例における治癒率ならびに治癒と軽快を合わせた改善率は、それぞれ80.5%、78.1%であり、 電気鍼使用前のリハビリ療法の成績(治癒率3.9%、改善率35%)に比較すると、治癒率において、高い治療成績を得ることができました。
失語症においても、電気鍼使用例ではリハビリ治療群と比較して、有意差はないものの、高い改善率を得ました。
電気鍼が中枢神経におけるコリン作動性ニューロンの活性亢進ならびに神経成長因子の増加作用を有し、高次脳機能障害失認症ならびに失行症に対して有効であるとの報告があったことから、見当識の障害例に使用しました。
電気鍼は、これまで有害事象は認めておらず、 高次脳機能障害は改善まで少なくとも3カ月以上要し、経過の長い症例では1年以上かけて改善する症例もあることから、電気鍼は本疾患に適した治療法と言えます。

高次脳機能障害の治療メカニズム
高次脳機能障害

当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ、脳組織と情報処理機能を回復させる仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、脳への血流供給が増え、損傷した脳組織と働きを修復します。
4.「確率共鳴」という現象が起き、大脳の情報処理機能を活発化させます。
5.脳の運動エリア、感覚エリアと黒質の働きが活発になって、被殻、尾状核、小脳や脊髄の神経細胞が活性化されます。

高次脳機能障害治療の実際
高次脳機能障害

1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
 特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。

マスコミ掲載
高次脳機能障害

『週刊文春』
 出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
 出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
 出版社:徳間書店
『週刊大衆』
 出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』

高次脳機能障害について
高次脳機能障害

高次脳機能障害とは、脳の一部が損傷されたために失語症、記憶障害、注意障害など、脳の高度で複雑な機能に障害が起こる病気です。
高次脳機能障害は交通事故などの外傷による脳挫傷やびまん性軸索損傷により、また脳出血などの脳の疾病によって発現します。高次脳機能障害の特徴的な症状は、「記憶力の低下」「些細なことで切れやすくなった」「意欲の低下」「幼稚な行動」「感情鈍磨」などです。物忘れや記憶障 がい、感情を抑制する障がいなどが現れます。麻痺などの身体的な症状が見られない場合も多いですので、医療機関においても見過ごされている場合もありま す。
高次脳機能障害の症状は多岐にわたり、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害等で脳の損傷部位によって特徴が出ます。

高次脳機能障害の症状

高次脳機能障害には、脳のどの部分を損傷したかにより、症状は異なります。
1.失語症
2.失行症
3.半側身体失認
4.半側空間無視
5.失認症
6.遂行機能障害
7.注意障害
8.行動や情緒の障害
9.記憶障害
10.見当識の障害:時間と場所の感覚がない。
11.病識の欠如:自分自身の障害が認識できず、障害がないかのような言動を見せる。

高次脳機能障害の検査と診断

高次脳機能障害は、CT(コンピュータ断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像)などの画像診断法や脳波などによって確認します。そのほかいくつかの項目を満たした場合に高次脳機能障害と診断されます。

高次脳機能障害の西洋医学治療

高次脳機能障害の西洋医学治療は内服薬、リハビリ対症療法のみです。

中国鍼灸院・中国整骨院